【Amazon】2020年第4四半期決算(2020年12月31日締め)
Amazonの2020年第4四半期決算(2020年12月31日締め)の結果は以下の通りでした。
EPS | 売上高(B) | 売上高成長率(前年同期比) | 売上高ガイダンス予想(K) | |
予想 | $7.23 | $119.7 | – | $95.8 |
実績 | $14.09 | $125.56 | 44% | $100-106 |
2020年のAmazonの売上高成長率にはコロナの影響で目を見張るものがありました。2021年第一四半期はまだコロナの影響がある程度続くものと思われますが、その後は巣篭もり需要が落ち着き、前年比較が苦しくなってくる展開が予想されます。2021年第一四半期ガイダンスの$106Bを達成した場合、前年同期比売上高成長率は40%となりますが、第二四半期以降のガイダンスには要注意です。
セクター別の売上高成長率では、AWSが30%前後でしたが、2019年第四四半期のオンラインストアの売上高成長率24%から2020年第一四半期以降は45%前後で推移しています。
Amazonは粗利益率が低いです。営業利益が伸びても粗利益率は5%前後で推移しています。
フリーキャッシュフローを見ると、グングン伸びているのがわかります。それに伴って営業利益も伸びても良さそうですが、これだけ大きくなった今も成長に向けて投資していると理解しています。
株価は今後しばらくはグズグズしそうですが、コロナの影響が明けた後に、また買いで入れる場面があるかもしれません。